(読み)ケツ

デジタル大辞泉 「傑」の意味・読み・例文・類語

けつ【傑】[漢字項目]

常用漢字] [音]ケツ(漢)
ひときわ優れる。「傑作傑出
ひときわ優れた人。「傑物英傑怪傑豪傑俊傑女傑
[名のり]すぐる・たかし・たけし・まさる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「傑」の意味・読み・例文・類語

けつ【傑】

〘名〙 (形動)
① 他にぬきんでてすぐれていること。また、その者。傑物。また、そのさま。
神皇正統記(1339‐43)下「万人にすぐれたるを傑と云とぞ」 〔白虎通聖人
手練手管にたけた芸娼妓にいう。したたかもの。すれっからし。また、そのさま。
洒落本・くたまき綱目(1761)「すれがらしなるけつの指髪を切るに油断せず」

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