傑出(読み)ケッシュツ

デジタル大辞泉 「傑出」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しゅつ【傑出】

[名](スル)多くのものの中でずばぬけてすぐれていること。「傑出した作品」
[類語]秀逸出色屈指抜群心憎い卓抜卓出卓越卓絶逸出最高絶妙結構目覚ましい輝かしい上出来上上物の見事結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える水際立つ群を抜く抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡一日いちじつの長素人離れ玄人跣くろうとはだし超人的めぼしい目立つ引き立つ顕著著しい際立つ光る目を引く人目を引く人目につく目に立つひときわおも立つとりわけ値千金掛け替えのない素晴らしい素敵見事立派妙なるえも言われぬ上手巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い模範的象徴的代表的典型的標準的ティピカル模範手本規範モデル典型亀鑑規矩きく規矩きく準縄規則決まり定め規定規律ルールおきて文範見本かがみ範例標本サンプル雛形ひながた書式好例適例スタンダードフォーマット王道師表基準規準り所類型定型様式化スタイルフォーマル公式正則正統正統派正調本式本格的正規正式まっと正道折り紙付き太鼓判を捺すパーフェクト非の打ち所が無い完璧万全完全無欠大出来紋切り型腐ってもたい

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精選版 日本国語大辞典 「傑出」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しゅつ【傑出】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 大勢の中で、ぬきんでてすぐれていること。また、そのさま。抜群。卓出。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「此の韓昌黎と申すは、晩唐の季(すゑ)に出て、文才優長の人なりけり。詩は杜子美・李太白に肩を双べ、文章は漢・魏・晉・宋の間に傑出(ケッしゅつ)せり」(出典太平記(14C後)一)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐徐

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普及版 字通 「傑出」の読み・字形・画数・意味

【傑出】けつしゆつ

特にすぐれる。唐・司空図王駕に与へて詩を評するの書〕國初、を好み、風特にんなり。沈(期)・宋(之問)始めて興るの後、江出す。宏肆は李(白)・杜(甫)に於て極まれり。

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