入御(読み)ニュウギョ

デジタル大辞泉 「入御」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ぎょ〔ニフ‐〕【入御】

[名](スル)天皇皇后皇太后内裏へはいること。じゅぎょ。

じゅ‐ぎょ【入御】

にゅうぎょ(入御)

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精選版 日本国語大辞典 「入御」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐ぎょ【入御】

〘名〙 (「じゅ」は「入」の慣用音) 天皇・皇后・皇太后が内におはいりになること。のちには、貴人にもいう。にゅうぎょ。
※高野本平家(13C前)四「かひなき命のおしさに、衆徒をたのんで入御(ジュキョ)ありと仰ければ」

にゅう‐ぎょ ニフ‥【入御】

〘名〙 天皇・皇后・皇太后が内におはいりになること。いらっしゃること。のちには貴人にもいう。じゅぎょ。
天徳四年内裏歌合(960)「殿上日記〈略〉東方漸明、尊儀入御、大臣以下歌舞退出之」 〔韻府引尚書大伝〕

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