入御(読み)ニュウギョ

デジタル大辞泉 「入御」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ぎょ〔ニフ‐〕【入御】

[名](スル)天皇皇后皇太后内裏へはいること。じゅぎょ。

じゅ‐ぎょ【入御】

にゅうぎょ(入御)

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精選版 日本国語大辞典 「入御」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ぎょニフ‥【入御】

  1. 〘 名詞 〙 天皇・皇后・皇太后が内におはいりになること。いらっしゃること。のちには貴人にもいう。じゅぎょ。
    1. [初出の実例]「殿上日記〈略〉東方漸明、尊儀入御、大臣以下歌舞退出之」(出典:天徳四年内裏歌合(960))
    2. [その他の文献]〔韻府引尚書大伝〕

じゅ‐ぎょ【入御】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じゅ」は「入」の慣用音 ) 天皇・皇后・皇太后が内におはいりになること。のちには、貴人にもいう。にゅうぎょ。
    1. [初出の実例]「かひなき命のおしさに、衆徒をたのんで入御(ジュキョ)ありと仰ければ」(出典:高野本平家(13C前)四)

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