千羽海崖(読み)せんばかいがい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「千羽海崖」の意味・わかりやすい解説

千羽海崖
せんばかいがい

徳島県南部、海部(かいふ)郡美波(みなみ)町南部にある海岸。約2キロメートルにわたって50メートルから250メートルの絶壁が続き、クロマツウバメガシヤマモモなどの木が点在する。崖下には「通り岩」とよばれる海食洞がある。日和佐港から遊覧船があり、また南阿波サンラインが通じる。室戸阿南海岸国定公園の一部で、特別保護地区に指定されている。

[高木秀樹]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android