口の端（読み）クチノハ

デジタル大辞泉「口の端」の意味・読み・例文・類語

１言葉のはしばし。口先。くちは。
「無理に言わせられた表面の―に過ぎないのだ」〈左千夫・春の潮〉
２うわさ。評判。くちは。

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言葉のはしばし。くちさき。また、話の種。うわさ。くちは。

※春の潮（1908）〈伊藤左千夫〉「無理に言はせられた表面の口(クチ)の端(ハ)に過ぎないのだ」

すぐそば。すぐ近く。

※俳諧・文化句帖‐三年（1806）一二月「藪むらや口のはた迄梅の花」

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