名四国道(読み)めいしこくどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「名四国道」の意味・わかりやすい解説

名四国道
めいしこくどう

愛知県豊明市から名古屋市を経て三重県四日市市を結ぶ国道で,国道 23号線の一部。全長約 53.9km。 1958年着工し,1963年名古屋市港区寛政町~四日市市の 29.1kmが開通,1972年全線開通。4~8車線でインターチェンジは 13ヵ所。伊勢湾奥低湿地帯の地域開発,臨海工業地帯産業道路という当初の目的を達成し,国道1号線のバイパスとして交通渋帯の緩和にも役立っている。名四国道のうち,濃尾三川 (愛知県弥富市-三重県桑名市 ) にまたがる部分は名四道路 (5450m,橋梁部分 2064m) と呼ばれる有料道路であったが,1972年無料化された。

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