名瀬[市](読み)なぜ

百科事典マイペディア 「名瀬[市]」の意味・わかりやすい解説

名瀬[市]【なぜ】

鹿児島奄美大島の北東部を占める旧市。1946年市制鹿児島藩が代官所を置いて以来奄美諸島(2010年3月より奄美群島)の中心地として発達。中心市街は北西岸の湾奥にあり,沖縄,鹿児島,阪神へ直通航路が通じる貿易港で,島内交通,諸島内航路の中心。特産大島紬(つむぎ)があるが近年は低迷,代わって観光開発が進展。2006年3月,大島郡笠利町,住用村と合併し市制,奄美市となる。127.52km2。4万1922人(2003)。

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