四悉檀(読み)ししつだん

精選版 日本国語大辞典 「四悉檀」の意味・読み・例文・類語

し‐しつだん【四悉檀】

〘名〙 (「悉檀」はsiddhānta音訳成就、理などと訳す) 仏語。仏が衆生を導いて悟りに至らせるために示した教えを四種に整理したもの。世界悉檀・各々為人悉檀・対治悉檀・第一義悉檀の総称
今昔(1120頃か)四「我が有学なる事は四悉檀の益の為也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android