塩井(読み)しおい

精選版 日本国語大辞典 「塩井」の意味・読み・例文・類語

しお‐い しほゐ【塩井】

〘名〙 塩水の出る井。塩水の湧(わ)く泉。
甲斐国志(1804‐18)一二三「塩井は方五尺、里人その水を汲み、煮れば乃、塩となる。色皎白なり」

えん‐せい【塩井】

〘名〙 塩分を多量に含む井戸。海岸地方に多い。〔英和和英地学字彙(1914)〕〔漢書貨殖伝・程鄭〕

しおい しほゐ【塩井】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「塩井」の読み・字形・画数・意味

【塩井】えんせい

製塩の塩水をむ井戸。〔漢書、貨殖、程伝〕(羅)~鹽井の利を擅(ほしいまま)にし、年にして得る自ら倍し、に其のを殖(ふ)やせり

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