大同特殊鋼[株](読み)だいどうとくしゅこう

百科事典マイペディア 「大同特殊鋼[株]」の意味・わかりやすい解説

大同特殊鋼[株]【だいどうとくしゅこう】

1915年電気製鋼所として設立,1950年新大同製鋼,1953年大同製鋼に改称。1976年に大同製鋼,日本特殊鋼,特殊製鋼が合併して現社名。本社名古屋,工場知多,川崎など。特殊鋼生産世界一で自動車用が6割を占める。磁石環境整備なども育成強化中。2011年資本金371億円,2011年3月期売上高4720億円。売上構成(%)は,特殊鋼鋼材61,電子・磁性材料8,自動車・産機部品22,エンジニアリング5,新素材2,その他2。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の大同特殊鋼[株]の言及

【特殊鋼】より

…以降,特殊鋼は兵器の材料として軍需を中心に生産された。大正に入り1915年に電気製鋼所(現,大同特殊鋼),16年に日本特殊鋼合資会社(現,大同特殊鋼)と民間の専業メーカーが設立された。しかし軍需中心は変わらず,第2次大戦終結前の生産のピークである44年の63万tは戦争継続のための増産によるものである。…

※「大同特殊鋼[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」