大江久兼(読み)おおえの ひさかね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大江久兼」の解説

大江久兼 おおえの-ひさかね

?-? 鎌倉時代幕府官僚。
源頼朝の招きで,幕府の神宴をとりおこなうために元暦(げんりゃく)2年(1185)京都から鎌倉におもむいた陪従(べいじゅう)(楽人)。文治(ぶんじ)2年には幕府の使節として京都にいく。その後,伊勢(いせ)(三重県)治田御厨(はったのみくりや)の所領紛争の調査などにもかかわる。伊勢常楽寺荘の地頭であったともいわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android