太平洋貿易開発会議(読み)たいへいようぼうえきかいはつかいぎ(英語表記)Pacific Trade and Development Conference; PAFTAD

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「太平洋貿易開発会議」の意味・わかりやすい解説

太平洋貿易開発会議
たいへいようぼうえきかいはつかいぎ
Pacific Trade and Development Conference; PAFTAD

太平洋圏の経済統合と,貿易を通じた開発を中心テーマとする学会。 1965年小島清が日経センター主催の国際会議で,太平洋経済圏構想を発表した後,環太平洋先進5ヵ国 (日本,アメリカカナダオーストラリアニュージーランド) の学者,エコノミストによって発足した。ほぼ毎年1回開催されている。最近では東南アジアラテンアメリカ,中国や諸国際機関からも参加しており,これら地域における重要問題を検討し,太平洋地域の経済の調査・分析を蓄積することにより,政府や経済人が太平洋地域の開発を行う際に有益な情報を提供しようとしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android