室生朝子(読み)むろう あさこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「室生朝子」の解説

室生朝子 むろう-あさこ

1923-2002 昭和後期-平成時代の随筆家
大正12年8月27日生まれ。室生犀星(さいせい)の長女。父との思い出を「あやめ随筆」につづり,以後も父に関する作品をかきつぐ。犀星「杏っ子」の主人公として知られ,昭和37年には父についての小説「赤とんぼ記」をかいた。軽井沢高原文庫理事。平成14年6月19日死去。78歳。東京出身。聖心女学院専門部中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例