デジタル大辞泉
「廃黜」の意味・読み・例文・類語
はい‐ちゅつ【廃×黜】
[名](スル)《「黜」はしりぞける意》官職を取り上げ、退けること。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はい‐ちゅつ【廃黜】
〘名〙 (「黜」は、しりぞける、
官位をおとしさげるの意) 官職をとりあげ、しりぞけること。
※
醍醐寺文書‐延元三年(1338)五月一五日・北畠顕家奏状「抑又累葉之家々不忠之科雖
レ可
レ悪、偏廃
二黜其人
一者、誰又弁
二朝廷之故実
一刷
二冠帯之威儀
一乎」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「廃黜」の読み・字形・画数・意味
【廃黜】はいちゆつ
廃退。罷免。〔漢書、外戚恩沢侯表〕高后、呂を王たらしめんと欲して、王陵爭し、孝景將(まさ)に王氏を侯たらしめんとして、脩侯(でうこう)色を犯す(強諫する)。卒(つひ)に用(もつ)て廢黜せらる。字通「廃」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報