弄璋(読み)ロウショウ

デジタル大辞泉 「弄璋」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しょう〔‐シヤウ〕【弄×璋】

《「璋」は玉器一種で、昔、中国男子が生まれるとそれを与えて玩具にしたという「詩経小雅斯干故事から》男子が生まれること。⇔弄瓦ろうが

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弄璋」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しょう ‥シャウ【弄璋】

〘名〙 (「璋」は玉の意で、「詩経‐小雅・斯干」の「乃生男子、載寝之牀、載衣之裳、載弄之璋」から) 男子の生まれること。
太平記(14C後)一三「若君生れさせ給へり。〈略〉弄璋(ロウシャウ)御慶天下に聞えて、門前の車馬群を成す可きに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android