弄瓦(読み)ロウガ

デジタル大辞泉 「弄瓦」の意味・読み・例文・類語

ろう‐が〔‐グワ〕【弄瓦】

《「瓦」は土製の糸巻きで、昔、中国で、女子が生まれるとそれを与えて玩具にしたという「詩経小雅斯干故事から》女子が生まれること。⇔弄璋ろうしょう

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精選版 日本国語大辞典 「弄瓦」の意味・読み・例文・類語

ろう‐が ‥グヮ【弄瓦】

〘名〙 (「瓦」は糸まきで、玩具として女児に与えるという「詩経‐小雅・斯干」の「乃生女子、載寝之地、載衣之裼、載弄之瓦」による) 女児が生まれること。

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普及版 字通 「弄瓦」の読み・字形・画数・意味

【弄瓦】ろうが(ぐわ)

女子誕生のときにもたせる織機の紡。陰の気を享けさせる。〔詩、小雅、斯干〕乃ち女子を生まば 載(すなは)ち之れを地に寢(い)ねしめ 載ち之れに裼(せき)を衣(き)せ 載ち之れに瓦を弄せしむ

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