御慶(読み)ギョケイ

デジタル大辞泉 「御慶」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐けい【御慶】

およろこび。お祝い
新年を祝うあいさつ。また、その言葉ごけい 新年》
[類語]大慶同慶慶賀恭賀謹賀奉賀奉祝慶祝慶福祝賀祝着しゅうちゃく祝福祝勝めでたい喜ぶ慶事吉事好事おめでた寿ことぶききち大吉祝い事晴れの日賀する祝う祝することほぐ佳日吉日恐悦

ご‐けい【御慶】

ぎょけい(御慶)

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精選版 日本国語大辞典 「御慶」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐けい【御慶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おめでたいこと。また、礼を述べること。およろこび。お祝い。
    1. [初出の実例]「東三条のおとどの、大臣になり給て、御慶に、木幡にまゐりたまへりし御供に」(出典:大鏡(12C前)五)
  3. 特に、新年を祝うあいさつのことば。おめでとう。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「年首御慶。承悦無極」(出典:貴嶺問答(1185‐90頃)正月一日)
    2. 「丹波口の初朝、小六が罷出て御慶(キョケイ)を申納」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)

御慶の語誌

( 1 )書簡用語としては、類義語に「慶賀」があるが、「消息往来(寛政五年版)」に「慶賀」がなく、「御慶」が所収されているところから、「御慶」の方が一般的であったと考えられる。
( 2 )近世には、口頭で「御慶申し入れます」と言うのが、一般的な年始の挨拶となっていた。


ご‐けい【御慶】

  1. 〘 名詞 〙ぎょけい(御慶)

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デジタル大辞泉プラス 「御慶」の解説

御慶(ぎょけい)

古典落語演目ひとつ。四代目柳家小さんから五代目柳家小さんに受け継がれた。「八五郎年始」「富八」「富の八五郎」「千両富」とも。

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