推歩(読み)スイホ

デジタル大辞泉 「推歩」の意味・読み・例文・類語

すい‐ほ【推歩】

天体運行を推測すること。暦などの計算をすること。暦学。「推歩の学」

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精選版 日本国語大辞典 「推歩」の意味・読み・例文・類語

すい‐ほ【推歩】

〘名〙
① 天体の運行を測(はか)ること。天文、暦などの計算をすること。また、その暦。暦学。
菅家文草(900頃)五・十月廿一日禁中初雪「推歩四時令不違、初開六出報重闈
浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)二「暦算推歩(スイホ)の術迄も掌をさすがごとし」 〔後漢書‐馮伝〕
② たどるようにして歩くこと。
報徳記(1856)八「炎暑燃るが如くなるに此嶮路を推歩(スヰホ)し」

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普及版 字通 「推歩」の読み・字形・画数・意味

【推歩】すいほ

天文暦数。〔後漢書、楊厚伝〕、圖讖の學を善くす。~(子の)統言に感じ(をは)り、~先法を學し、同郡の伯山に就いて、河洛書び天を受く。

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