斜子(織物)(読み)ななこ

百科事典マイペディア 「斜子(織物)」の意味・わかりやすい解説

斜子(織物)【ななこ】

魚子とも書く。平織変化組織石畳織とも。経(たて)糸・緯(よこ)糸を2本またはそれ以上引きそろえて織ったもの。本来絹織物生糸による生斜子と練糸による練斜子がある。黒紋付の着物地として知られ,羽織,帯などにもする。近年は綿,麻,化繊などもある。
→関連項目オックスフォードシャークスキン平織

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android