旧唐書(読み)くとうじょ

精選版 日本国語大辞典 「旧唐書」の意味・読み・例文・類語

くとうじょ クタウジョ【旧唐書】

中国正史一つ。二〇〇巻。紀伝体。五代後晉の劉昫(りゅうく)らが勅によってあらわした、唐一代の史実を記した書。宋代に、別に「新唐書」が編まれたためこう呼ばれる。

きゅうとうじょ キウタウジョ【旧唐書】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「旧唐書」の意味・読み・例文・類語

くとうじょ〔クタウジヨ〕【旧唐書】

中国の二十四史の一。歴史を記した書。五代後晋こうしん劉昫りゅうくらの撰。945年成立。本紀20、志30、列伝150の全200巻。代に「新唐書」が編まれたための称。

きゅうとうじょ〔キウタウジヨ〕【旧唐書】

くとうじょ(旧唐書)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社世界史事典 三訂版 「旧唐書」の解説

旧唐書
くとうじょ

五代後晋 (こうしん) の宰相劉昫 (りゆうく) らが編集した歴史書。正史の1つで,唐代を扱っている
200巻。宋代に新出史料も加えて『新唐書』が書かれると重要性が薄れたが,『新唐書』より詳しく,当時の史料としてはむしろすぐれている。

旧唐書
きゅうとうじょ

くとうじょ

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「旧唐書」の意味・わかりやすい解説

旧唐書
くとうじょ

唐書

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「旧唐書」の意味・わかりやすい解説

旧唐書
くとうじょ

唐書」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android