早瀬(読み)ハヤセ

デジタル大辞泉 「早瀬」の意味・読み・例文・類語

はや‐せ【早瀬】

川で水の流れの速い所。
[類語]浅瀬川瀬急湍きゅうたん浅み遠浅

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精選版 日本国語大辞典 「早瀬」の意味・読み・例文・類語

はや‐せ【早瀬】

〘名〙 川の流れの浅くて速いところ。流れの速い瀬。
万葉(8C後)一〇・二〇八九「天の河 白波しのぎ 落ち激つ 速湍(はやせ)渡りて」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「早瀬」の意味・わかりやすい解説

早瀬
はやせ
rapid

河川の急流部。地形学では幼年期の河川の特色一つ

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世界大百科事典(旧版)内の早瀬の言及

【滝】より

…もとは川の流路の急傾斜部を流れる水を〈たぎ〉〈たきつせ〉とよんだことに始まり,〈たぎる〉,すなわち水が沸騰するように奔流となって流れるところを指した。河床が急勾配をなして川の水が疾走するところを早瀬といい,勾配が垂直に近くなり,川の水が河床を離れて,高いところから直接落下するものを瀑布(ばくふ)という。広義の滝は両者を含めている。…

※「早瀬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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