昭平入道親王(読み)あきひらにゅうどうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「昭平入道親王」の解説

昭平入道親王 あきひらにゅうどうしんのう

954-1013 平安時代中期,村上天皇の第9皇子。
天暦(てんりゃく)8年生まれ。母は左大臣藤原在衡(ありひら)の娘正妃(せいひ)。貞元(じょうげん)2年親王宣下(せんげ),ついで常陸太守となる。永観2年園城寺で出家,のち岩倉大雲寺にうつり,岩倉宮,入道九宮(くのみや)と称した。能筆で知られる。長和2年6月28日死去。60歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android