能筆(読み)ノウヒツ

デジタル大辞泉 「能筆」の意味・読み・例文・類語

のう‐ひつ【能筆】

文字を書くのが上手なこと。また、その人。能書
[類語]能書

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精選版 日本国語大辞典 「能筆」の意味・読み・例文・類語

のう‐ひつ【能筆】

  1. 〘 名詞 〙 文字を書くことが巧みであること。筆跡の美しいこと。また、その筆跡。また、その人。能書。
    1. [初出の実例]「賜能筆十巻、又於御前、書仮名進覧」(出典玉葉和歌集‐治承三年(1179)九月三日)
    2. 「能筆にても平人の手跡はけだかき所なし」(出典:集義和書(1676頃)一四)

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