暇文(読み)イトマブミ

デジタル大辞泉 「暇文」の意味・読み・例文・類語

いとま‐ぶみ【暇文】

休暇または辞職を願う文書
太政大臣、―出だして参り給はず」〈宇津保・国譲下〉
離縁状

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「暇文」の意味・読み・例文・類語

いとま‐ぶみ【暇文】

〘名〙
病気などの事情のために、休暇や辞職を願い出る文書。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「おほきおとど、いとまぶみいだして参り給はず」
俳諧・双子山前集(1697)一「切れ筆で書け悪縁のいとま状(ブミ)

か‐もん【暇文】

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