休暇(読み)きゅうか

  • きゅうか キウ‥
  • きゅうか〔キウ〕

世界大百科事典 第2版の解説

労働者は,労働基準法により年次有給休暇(39条)および生理休暇(68条)の権利を与えられている。また,労働者が公民権行使を妨げられないように,使用者は労働者が選挙権その他民としての権利を行使し,または公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては拒んではならないとされている(7条)。労働協約就業規則には以上の法律上の休暇のほかに,法定日数を上回る有給休暇,慶弔(法事)休暇,ボランティア休暇,自己研修休暇,メーデー(毎年5月1日),会社創立記念日その他の特別休暇(や年末年始の特別休暇)が定められている例が多い。

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大辞林 第三版の解説

会社などのやすみ。普通、日曜日や休日以外のものをいう。 -を取る 夏期-

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① (古くは「休仮」とも) 令制で官庁の休日。中央官庁では休日は六日毎に一日与えられ六、一二、一八、二四、三〇日(または二九日)が、それにあてられた。これらの定休日の他に仮文(けぶみ)を提出して臨時の休暇をとることもできた。
※続日本紀‐大宝元年(701)五月己卯「勅、一位已下、賜休暇十五日」 〔漢書‐高帝紀・上〕
② 勤め、学校などを休むこと。また、学校、官庁、会社などの公の休み。やすみ。〔五国対照兵語字書(1881)〕
※日本読本(1887)〈新保磐次〉六「汝等休暇の日に方り、兄弟、朋友相携へて村落を散歩する時」
③ 会社などで、祝日、日曜日以外で欠勤あつかいにならない休み。
※太政官達第三一八号‐明治六年(1873)九月一四日「自今諸官員父母の祭日には休暇を賜り候。此旨相達候事」
④ ひま。職務から解放された自由な時間。
※読本・椿説弓張月(1807‐11)後「この秋たまたま休暇(キウカ)を得て」

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世界大百科事典内の休暇の言及

【有給休暇】より

…労働者が休息,娯楽,教養,能力の啓発などの目的のために,休日とは別に,とりたいときに,その期間中の賃金を失うことなく,権利として,労働契約上の労働義務を免除され賃金が支払われる休暇。
[年次有給休暇権の保障]
 新憲法は社会権条項(25条~28条)のなかに法律で定めるべき勤労条件の重要な一部に〈休息権〉を含むべきことを規定している(27条)。…

※「休暇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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