木叩・木啄(読み)きたたき

精選版 日本国語大辞典 「木叩・木啄」の意味・読み・例文・類語

き‐たたき【木叩・木啄】

〘名〙
キツツキ科の鳥。カラスよりやや小さく、全長約四六センチメートル。腹面、腰部白色であるほかは全身黒色。雄の頭頂とほおの下部鮮紅色東南アジアに分布し、朝鮮対馬亜種が棲息する。対馬では天然記念物に指定されていたが、一九二〇年以降記録がなく、七二年に指定が解除された。あまのじゃく。《季・秋》 〔倭語類解(17C後‐18C初)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報