木辺 宣慈(読み)キベ センジ

20世紀日本人名事典 「木辺 宣慈」の解説

木辺 宣慈
キベ センジ

昭和・平成期の僧侶 真宗木辺派門主;錦織寺住職;特殊光学研究所所長。



生年
明治45(1912)年4月1日

没年
平成2(1990)年5月2日

出身地
滋賀県

本名
木辺 成麿

学歴〔年〕
京都帝国大学文学部選科〔昭和17年〕卒

主な受賞名〔年〕
吉川英治文化賞(第4回)〔昭和45年〕

経歴
真宗木辺派(本山・錦織寺)門主を継ぐ。一方、子供の頃から天文学に興味を持ち、住職修業の傍ら、戦争中陸軍航空技術研究所の嘱託となり、日本でも数少ない天体望遠鏡の反射鏡磨きの専門家に。世界でも五指に入る名人となり、“レンズ和尚”の異名で知られ、特殊光学研究所所長もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android