杵屋佐吉(4代)(読み)きねや さきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋佐吉(4代)」の解説

杵屋佐吉(4代) きねや-さきち

1884-1945 明治-昭和時代の長唄三味線方。
明治17年9月17日生まれ。3代杵屋佐吉の孫。明治40年4代を襲名。明治座邦楽部長をつとめる。大正元年長唄芙蓉会を組織し,三弦主奏楽や芙蓉曲(長唄小曲)などを創始。三味線を改良して咸弦(電気三味線)・豪弦(大三味線)などを試作。長唄協会の創立にもつくした。昭和20年12月13日死去。62歳。東京出身。本名は武藤良二。作品に「二つ巴(どもえ)」「黒塚」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android