板橋火薬製造所(読み)いたばしかやくせいぞうしょ

旺文社日本史事典 三訂版 「板橋火薬製造所」の解説

板橋火薬製造所
いたばしかやくせいぞうしょ

明治政府の官営模範工場の一つ
1876年東京板橋の旧加賀藩邸に設立東京砲兵工廠の管轄下で陸軍火薬を製造した。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の板橋火薬製造所の言及

【板橋】より

…89年町村制による町村分合の結果,板橋町,上板橋村などが誕生した。鉄道開通とともに宿駅の繁栄は一挙に失われたが,1876年板橋宿東部の旧加賀藩邸内に設けられた陸軍火薬製造所が軍需産業として興隆し,しだいに活気をとり戻した(1882年に板橋火薬製造所と改称)。1932年東京市の拡大にともない,旧豊島郡9ヵ町村の区域に板橋区が置かれた。…

※「板橋火薬製造所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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