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シカゴ・カブス

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

シカゴ・カブス

「小熊」を意味するカブスは1871年創立。ナ・リーグには1876年の創設と同時に加盟した。ワールドシリーズ優勝2回(1907年から2連覇)、リーグ優勝16回。今季は85勝77敗で4年ぶりに中地区を制した。ルー・ピネラ監督はマリナーズ時代にイチローらを率いた。本拠リグレーフィールドは1914年開場。

(2007-12-20 朝日新聞 夕刊 スポーツ1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉プラスの解説

シカゴ・カブス

《Chicago Cubs》MLB(メジャーリーグ・ベースボール)加盟のプロ野球チーム。略称はCHC。ナショナルリーグ中地区に所属。創設年は1870年。本拠地アメリカイリノイ州シカゴ、リグレー・フィールド。1876年に創設されたナショナルリーグに加盟し初年度に優勝した。その後コルツ、オーファンズとチーム名が変わり、1902年から現チーム名となる。ワールドシリーズ初制覇は1907年で、翌1908年との連覇を成し遂げている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シカゴ・カブス
しかごかぶす
Chicago Cubs

アメリカのプロ野球球団。ナショナル・リーグ所属(中地区)。フランチャイズをイリノイ州シカゴに置き、リグレー・フィールドを本拠地としている。球団名の変遷は、シカゴ・ホワイトストッキングス(1876年)―シカゴ・コルツ(1890年)―シカゴ・オーファンズ(1898年)―シカゴ・カブス(1902年)。
 1869年にプロ球団第一号として誕生したシンシナティ・レッドストッキングスに対抗するため、1870年に創設されたプロ球団が前身。1871年のナショナル・アソシエーション創設時に加盟してホワイトストッキングスとなった。球場が火災にあい2年間は活動停止状態でリーグを離れていたが、1874年に復帰。所属リーグがナショナル・リーグとして再発足した1876年から加盟し、1890年、1898年の改称を経て、1902年に現名称となった。ジョー・ティンカーJoe Tinker(1880―1948)遊撃手、ジョニー・エバースJohnny Evers(1881―1947)二塁手、監督兼任のフランク・チャンスFrank Chance(1877―1924)一塁手という名ダブルプレー・トリオを中心に、1906年から3年連続リーグ優勝。1910年にも優勝した。その間、1907年と08年はワールド・シリーズも制した。1916年に現本拠地が開場。1918年にリーグ優勝し、ワールド・シリーズではボストン・レッドソックスと対戦。まだ投手であったレッドソックスのベーブ・ルースに2勝されて「世界一」にはなれなかった。1929年にはハック・ウイルソンHack Wilson(1900―48)が打点王となる活躍でリーグ優勝した。ウイルソンは1930年に本塁打と打点の二冠王となったが、その年の打点191はいまだにシーズン最多記録である(2007年現在)。その後、1932年、35年、38年、45年とリーグ優勝したが、いずれもワールド・シリーズでは勝てなかった。とくにニューヨーク・ヤンキースと対戦した1932年のワールド・シリーズでは、強打者となっていたルースが第3戦で場所を指定してそこにホームランを打つ離れ技(わざ)をみせ、1918年に続き「世界一」を阻まれた。強打の遊撃手で「ミスター・カブス」とよばれたアーニー・バンクスErnie Banks(1931― )が1958年から2年連続最優秀選手(MVP)を受賞した。両リーグ2地区制となった1969年から東地区の所属となった。好打好守の二塁手ライン・サンドバーグRyne Sandberg(1959― )がMVPを受賞した1984年に39年ぶりに地区優勝した。1989年にも主戦投手グレッグ・マダックスなどの活躍で地区優勝。しかし、両年ともリーグ優勝はできなかった。両リーグ3地区制が導入された1994年からは中地区に配属された。1998年には、主砲サミー・ソーサが、セントルイス・カージナルスのマーク・マグワイアとホームラン王争いを展開。結局、ホームラン66本で、70本という当時の新記録を樹立したマグワイアには及ばなかったが、打点王となってMVPを受賞し、チームはプレーオフに進出した。だがディビジョン・シリーズではアトランタ・ブレーブスに敗れ、リーグ優勝はできなかった。1999年以降は低迷が続いたが、2003年にはケリー・ウッドをはじめ投手陣が奮起、14年ぶりの地区優勝を飾った。プレーオフのディビジョン・シリーズを勝ち上がり、チャンピオンシップ・シリーズでフロリダ・マーリンズと対戦したが、4勝3敗で敗れた。[山下 健]

2004年以降

2004年、05年はともに優勝戦線にからむことができず、06年には最下位に沈んだ。戦力を整えて臨んだ2007年は4年ぶりの地区優勝を果たしたが、またしてもリーグ優勝はならなかった。なお、2008年からは巧打の外野手福留孝介がプレー。
 1876年から2007年までの通算成績は、9986勝3094敗、地区優勝4回、リーグ優勝16回(うち1リーグ時代は6回)、ワールド・シリーズ優勝2回。[編集部]

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