椒酒(読み)ショウシュ

デジタル大辞泉 「椒酒」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅ〔セウ‐〕【×椒酒】

サンショウの実とカシワの葉を入れた酒。元日に服用して長寿を祈願する。

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精選版 日本国語大辞典 「椒酒」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅ セウ‥【椒酒】

〘名〙 山椒(さんしょう)と柏(かしわ)の葉を調合した酒。元日に飲むと長生きするといわれた。《季・新年》 〔俳諧・増山の井(1663)〕 〔四民月令

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普及版 字通 「椒酒」の読み・字形・画数・意味

【椒酒】しよう(せう)しゆ

山椒などの香物を加えた酒。(とそ)。〔四民月令〕正の旦、~すること畢(をは)り、乃ち~子孫曾、各椒酒を其の家長に上(たてまつ)り、觴(しやう)を(あ)げ壽を擧げ、欣欣如たり。

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