死骸・屍骸(読み)しがい

精選版 日本国語大辞典 「死骸・屍骸」の意味・読み・例文・類語

し‐がい【死骸・屍骸】

〘名〙
① 死んだ人や動物のからだ。なきがら。しかばね。かばね。死体。しにからだ。しにがら。
類聚国史‐一七三・疾疫・大同三年(808)二月丙辰「屍骸無斂、露委路傍
平家(13C前)二「宇治悪左府死骸をほりおこいて実検せられし事」 〔法苑珠林
② 使い尽くしてあとに残った不用の物。くず。かす。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一「此方には、竹皮包の骸(シガイ)が、杉箸と共に散乱たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android