母儀(読み)ボギ

デジタル大辞泉 「母儀」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐ぎ【母儀】

母たる者としての模範
ははぎみ。ははご。母堂
関東より―大宮院たづね申しけるに」〈神皇正統記亀山院

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精選版 日本国語大辞典 「母儀」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐ぎ【母儀】

〘名〙
① 母たるものの手本。母道の模範。〔後漢書‐皇后紀〕
② ははぎみ。ははご。母堂。
※和漢朗詠(1018頃)下「堂に母儀います もって中天の月に逗留することなかれ〈慶滋保胤〉」

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普及版 字通 「母儀」の読み・字形・画数・意味

【母儀】ぼぎ

母としての儀範。〔後漢書、皇后上、光武郭皇后紀〕郭王家の女たりと雖も、禮を好み儉にして、母儀のり。

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