湯煎(読み)ユセン

デジタル大辞泉 「湯煎」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐せん【湯煎】

[名](スル)物を容器に入れ、容器ごと湯の中で間接的に熱すること。

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精選版 日本国語大辞典 「湯煎」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐せん【湯煎】

〘名〙 火で直接熱する代わりに、容器に入れて湯の中で間接に熱すること。酒を徳利に入れて湯の中で熱するなどの類。〔運歩色葉(1548)〕
人情本・清談若緑(19C中)三「湯(ユ)せんに掛けておいたお薬が、丁度飲加減になってゐる」

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「湯煎」の解説

ゆせん【湯煎】

料理で、材料を直接加熱するのではなく、材料の入った容器ごと湯に入れて、湯の熱で間接的におだやかに加熱すること。焦げつきやすいものを調理するときや、高温で加熱すると固まるものを液体のまま調理するときなどに用いる。

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百科事典マイペディア 「湯煎」の意味・わかりやすい解説

湯煎【ゆせん】

調理法一種。鍋(なべ)に熱湯をわかし,材料を入れた別の器をこの中に入れ,間接的に加熱する方法。卵やバターなどこげつきやすいもの,急に熱すると固まるものなどの調理に利用

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