デジタル大辞泉 「片道」の意味・読み・例文・類語 かた‐みち【片道】 1 行きか帰りかの一方。「片道の電車賃」2 ある行為が、一方からだけ行われること。「片道貿易」[類語]往路・行き 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「片道」の意味・読み・例文・類語 かた‐みち【片道】 〘名〙① 往路か帰路かの、どちらか一方。※平家(13C前)二「すぐにしらせ奉てはあしかりなんとやおもひけむ、かたみち十二三日で候と申(まうす)」※浄瑠璃・孕常盤(1710頃)三「鞍馬詣に、かた道此の馬に召し」② 往復の費用のうちどちらか一方の分。※平家(13C前)七「かた道を給はってんげれば、逢坂の関よりはじめて、路次にもってあふ権門勢家の正税、官物をもおそれず、一々にみなうばひとり」※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉渡風流水「片道八銭の切符で運ばせては、電気局に対して申訳ないばかりでなく」③ 道路の片側。※俳諧・太祇句選(1772‐77)後編「片道はかはきて白し夏の月」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報