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切符 キップ

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デジタル大辞泉の解説

きっ‐ぷ【切符】

金銭支払い済みの証拠となる紙片。乗車券・入場券・観覧券など。「電車の切符
品物の引き換え、配給などのしるしに使う券。「交通違反の切符を切られる」「衣料切符
出場できる資格や権利。「甲子園への切符手にする

きり‐ふ【切符】

租税などの割り当てを記した文書。年貢公事の支配状。
割符(さいふ)
和船建造で、所要部材の寸法や数量などを詳細に記した書。

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世界大百科事典 第2版の解説

きっぷ【切符】

〈きりふ〉とも読む。平安末期ころから租税などの納入命令書,あるいは為替などの証券の意味に用いられた。現在では入場券または乗車乗船券などを切符と呼んでいるが,第2次世界大戦およびその前後の物資統制時代には衣料品の配給を受けるための衣料切符などがあった。劇場や相撲場が芝居茶屋相撲茶屋を介さずに直接入場券を売る切符制度を採用したのは,1911年3月に開場した東京の帝国劇場にはじまる。その切符は英語のticketをなまって〈テケツ〉と呼ばれ,やがて映画館や劇場の入口でそれにはさみを入れる女性たちをもテケツあるいはテケツ・ガールなどと呼んだ。

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大辞林 第三版の解説

きっぷ【切符】

運賃や入場料などを支払った証拠となる紙片。
特定の物品の購入や引き換えに用いる紙片。
(比喩的に、競技会などに出場する)資格や権利。 「決勝進出の-を手にする」
違反切符のこと。
割符さいふ

きりふ【切符】

年貢・公事くじなどの割り当てを記した文書。きっぷ。
割符さいふ 」に同じ。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の切符の言及

【為替】より

…銭を対象とするものを替銭(かえぜに∥かえせん∥かわしぜに∥かわし)と呼び,米を対象とするものを替米(かえまい∥かわしまい)といった。また利用された手形・証書を割符(さいふ∥わりふ∥かわし),切符(きつぷ),切紙(きりがみ)などと呼んだ。替銭・替米は,(1)年貢の輸送などの遠隔地への米銭送付に際して,荘園あるいはその近傍の都市で手形に替え,これを荘園領主に送付し,京都,山崎,奈良,堺などで米銭で受け取る場合と,(2)米銭の借用に際して,荘園年貢を引当てとし,荘園現地での支払を約束する手形を振り出す場合との両義を意味した。…

【切手】より

切符(きつぷ∥きりふ)と手形を合わせた語で,証券,証書などの意。《日葡辞書》に〈Qitte 何か物などの引渡しを命ずる証拠の紙,または書付〉と見え,中世では為替をさすことが多く,近世では往来手形などの通行証や営業許可証,あるいは入場券や商品券などをいった。…

【下文】より

…はじめは前右大将家政所下文と称し,92年征夷大将軍に任ぜられると将軍家政所下文となり,のち将軍を辞すと前右大将家政所下文に戻るが,いずれにしても鎌倉殿の下文として,地頭の補任,知行恩給,安堵等に関する幕府の重要文書の先蹤となった。なお,10,11世紀ころから,太政官が各官司に調庸等を班給する文書として,官切下文(弁官局が各官司ごとにその品目数量を書き上げ,これに上卿の宣旨書を受けた文書)が,また大蔵省が諸国に租税・貢物を催促する文書として,省切下文があったといわれるが,これはのちに切符といわれる短冊型(縦25cm,横10cmぐらい)の小紙片に書かれた文書と考えられる。切符は,12世紀以降,段銭の配符,銭貨の下行切符等に用いられるが,段銭の場合,はじめ留守所下文の形をとった。…

【乗車券】より

…鉄道,軌道,自動車等の利用に際し,旅客と運送事業者との間の権利義務を表象する証票。一般に切符と称される。 乗車券はいくつかに分類することができる。…

【切手】より

切符(きつぷ∥きりふ)と手形を合わせた語で,証券,証書などの意。《日葡辞書》に〈Qitte 何か物などの引渡しを命ずる証拠の紙,または書付〉と見え,中世では為替をさすことが多く,近世では往来手形などの通行証や営業許可証,あるいは入場券や商品券などをいった。…

【切符】より

…平安末期ころから租税などの納入命令書,あるいは為替などの証券の意味に用いられた。現在では入場券または乗車乗船券などを切符と呼んでいるが,第2次世界大戦およびその前後の物資統制時代には衣料品の配給を受けるための衣料切符などがあった。劇場や相撲場が芝居茶屋や相撲茶屋を介さずに直接入場券を売る切符制度を採用したのは,1911年3月に開場した東京の帝国劇場にはじまる。…

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