班禅喇嘛(読み)パンチェンラマ

デジタル大辞泉 「班禅喇嘛」の意味・読み・例文・類語

パンチェン‐ラマ(Panchen Lama)

《パンチェンは大学僧の意》チベットで、ダライ=ラマに次ぐ第2の活仏で、副教主。阿弥陀仏化身とされ、西部チベット、タシルンポ(托什倫布)寺の貫主
[補説]「班禅喇嘛」とも書く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「班禅喇嘛」の意味・読み・例文・類語

パンチェン‐ラマ【班禅喇嘛】

〘名〙 (Panchen Lama) チベットのタシルンポ寺院の住職敬称ラマ教でダライ‐ラマにつぐ副教主の地位。一七世紀以降チベットの政治宗教の最高権力を握る。歴代同名をつぐ。チベットが中華人民共和国チベット自治区となった後は、自治区代表委員の席にある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android