神々は渇く(読み)かみがみはかわく(英語表記)Les Dieux ont soif

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神々は渇く」の意味・わかりやすい解説

神々は渇く
かみがみはかわく
Les Dieux ont soif

フランスの作家アナトール・フランス小説。 1912年刊。フランス革命の恐怖政治時代に権力を握り,正義の名のもと多くの人々を断頭台に送った怪物的革命家を描き,道徳的傲慢の不毛を示し,寛容を説く。著者の小説中の最高傑作と目される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android