端荘(読み)たんそう

精選版 日本国語大辞典 「端荘」の意味・読み・例文・類語

たん‐そう ‥サウ【端荘】

〘名〙 (「そう」は「荘」の漢音) 端正で荘厳なこと。威儀正しく重々しいこと。端厳。たんしょう。
随筆絵事鄙言(1799)「故に其容気は端荘を専らとす」 〔蘇軾‐次韻子由論書詩〕

たん‐しょう ‥シャウ【端荘】

〘名〙 (「しょう」は「荘」の呉音) =たんそう(端荘)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「端荘」の読み・字形・画数・意味

【端荘】たんそう(さう)

容姿が整い、堂々としている。宋・軾〔子由(轍)の書を論ずるに和す〕詩 端にして麗を雜(まじ)へ 剛にして婀(あだ)を含む

字通「端」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android