(読み)ショウ

デジタル大辞泉 「粧」の意味・読み・例文・類語

しょう【粧】[漢字項目]

常用漢字] [音]ショウ(シャウ)(呉) ソウ(サウ)(漢) [訓]よそおう
顔かたちを整える。「化粧盛粧せいそう美粧

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精選版 日本国語大辞典 「粧」の意味・読み・例文・類語

めかし【粧】

〘名〙 (動詞「めかす(粧)」の連用形名詞化) きれいに化粧して装い飾ること。おしゃれをすること。おめかし。

そう サウ【粧】

〘名〙 (「そう」は「粧」の漢音) よそおい。化粧。「粧をこらす」 〔韓偓‐無題詩

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粧」の解説

よそおい

?-? 江戸時代後期の遊女
江戸吉原の松葉屋の抱(かか)えで粧太夫ともよばれた。酒井抱一(ほういつ)に俳句をまなび蕋雲(ずいうん)と号した。「うたゝねの夢見直さん五月雨」の句がある。書にもすぐれ,浅草神社に文化3年(1806)建立された柿本人麻呂歌碑の筆者でもある。

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