聖高原(読み)ひじりこうげん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「聖高原」の意味・わかりやすい解説

聖高原
ひじりこうげん

長野県北部、東筑摩(ひがしちくま)郡麻績(おみ)村と長野市南部の境にある聖山(1447メートル)山麓(さんろく)の高原。標高1000~1200メートルで、聖山高原県立自然公園となっている。地名は、鎌倉時代にこの地に道場を開いた聖(仏教の僧)にちなむとか、聖山周辺に湧水(ゆうすい)地が多く、地元ではこれを樋尻(ひじり)とよぶことによるともいわれる。近世猿ヶ馬場峠(さるがばばとうげ)を越えて善光寺街道が通り、いまも旧道の一部が残っている。高原には人造湖の聖湖などがあり、別荘地、スキー場の開発も進んでいる。JR篠ノ井(しののい)線聖高原駅があり、国道403号が通じ、長野自動車道の麻績インターチェンジが近い。

[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

事典・日本の観光資源 「聖高原」の解説

聖高原

(長野県東筑摩郡麻績村)
信州の高原・湖沼百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android