自他形性(読み)じたけいせい(英語表記)autallotriomorphic

岩石学辞典 「自他形性」の解説

自他形性

アプライト状組織で,全ての構成鉱物が同時に結晶化して互いに干渉しあっている組織[Brögger : 1898].これ以前にローゼンブッシュはこの組織をpanidiomorphicと呼んだがこれは不正確である[Tomkeieff : 1983].砂糖状(saccharoidal)組織と同意義である.ギリシャ語でautoは英語selfに相当し,allotriosは外国の,外来のという意味である.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android