藤原定通(読み)ふじわらの さだみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原定通」の解説

藤原定通 ふじわらの-さだみち

1085-1115 平安時代後期の官吏
応徳2年生まれ。藤原保実の子。母は藤原顕綱の娘。藤原通俊,のち藤原宗通の養子となる。右少弁(うしょうべん)に任じられてまもなく没し,世に七日弁と称された。正五位下。永久3年8月24日死去。31歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の藤原定通の言及

【石見国】より

…山陰道の最西端に位置し,現在の島根県西半部にあたる。石州ともいう。
【古代】
 《国造本紀》に石見国造をおいたと伝えるが,国司が管する石見国は大化改新後まもなく設置,《日本書紀》斉明3年(657)条に初見する。安濃(あの)・邇摩(にま)・那賀(なか)・邑知(おうち)・美濃(みの)の5郡で構成され,843年(承和10)美濃郡から鹿足(かのあし)郡が分立して6郡となった。国府の所在地は那賀郡(現,浜田市下府町御門付近),等級は中国で遠国。…

※「藤原定通」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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