デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原為子(1)」の解説 藤原為子(1) ふじわらの-いし ?-? 鎌倉時代の女官,歌人。京極為教(ためのり)の娘。伏見(ふしみ)天皇に信任され,弟の京極為兼とともに京極派の有力歌人として活躍。勅撰集には120首余がはいっている。正和(しょうわ)4年(1315)以後に死去。大宮院権(ごんの)中納言,院大納言典侍,従二位為子などとよばれる。名は「ためこ」ともよむ。家集に「藤大納言典侍歌集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例