藪螽蟖(読み)ヤブキリ

デジタル大辞泉 「藪螽蟖」の意味・読み・例文・類語

やぶ‐きり【×藪螽蟖】

キリギリス科の昆虫。体長約3.5センチ。体は頑丈で緑色背面がやや褐色を帯びる。キリギリスに似るが、前翅まえばね長い成虫は夏に現れ、高木の上にすみ、雄はシュルルルと鳴く。

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精選版 日本国語大辞典 「藪螽蟖」の意味・読み・例文・類語

やぶ‐きり【藪螽蟖】

〘名〙 キリギリス科の昆虫。体長三〇~三七ミリメートル。体色は普通緑色。前足中足には長いとげがある。夏、夜間樹上に上ってキチキチキチと鳴く。日本各地に分布する。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「藪螽蟖」の解説

藪螽蟖 (ヤブキリ)

学名Tettigonia orientalis
動物。キリギリス科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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