計策(読み)ケイサク

デジタル大辞泉 「計策」の意味・読み・例文・類語

けい‐さく【計策】

はかりごと。計略策略
「向来回復の―を、種々に思案せしが」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「計策」の意味・読み・例文・類語

けい‐さく【計策】

〘名〙 物事自分に有利になるようにたくらむこと。はかりごと。計略。策略。
吾妻鏡‐治承四年(1180)一一月四日「莫楚忽之儀熟有計策
甲陽軍鑑(17C初)品一三「計策(ケイサク)する者は有共、武略よくする人は、侍千人の中に、やうやう一二人ある者也」 〔史記‐秦始皇本紀〕

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普及版 字通 「計策」の読み・字形・画数・意味

【計策】けいさく

策略。〔史記、沢伝論賛〕澤は世の謂(いはゆる)~辯士なり、然れども侯に游し、白首に至るまで無きは、計策の拙なるに非ず。を爲す、力少なければなり。

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