赤木由子(読み)あかぎ よしこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤木由子」の解説

赤木由子 あかぎ-よしこ

1927-1988 昭和時代後期の児童文学作家。
昭和2年11月1日生まれ。満州(中国東北部)で少女時代をおくり,鞍山の常盤高女を卒業。少女の眼をとおして日本の中国侵略を告発した「二つの国の物語」や障害児問題をあつかった「はだか天使」など,社会派的な作品がおおい。昭和63年9月13日死去。60歳。山形県出身。本名は千代谷菊。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android