デジタル大辞泉
「逆水」の意味・読み・例文・類語
さか‐みず〔‐みづ〕【逆水】
下流から上流へ逆流する水。
「―岸に余り、流れ十万に分かれて」〈太平記・八〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
さか‐みず ‥みづ【逆水】
〘名〙 川などの流れの
方向とは逆の方向に流れること。また、その水。
※太平記(14C後)八「
馬筏に流れをせきあげたれば、逆水
(サカみづ)岸に余り流れ」
さかさ‐みず ‥みづ【逆水】
〘名〙 普通と逆に、水に湯をさして
温湯をつくること。
死者の
湯灌に用いる湯をつくるときのやり方であるため平常では忌む。逆湯
(さかさゆ)。
ぎゃく‐すい【逆水】
〘名〙 逆流する水。大水の時などに本流から支流に流れ込む水。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報