連星パルサー(読み)レンセイパルサー

デジタル大辞泉 「連星パルサー」の意味・読み・例文・類語

れんせい‐パルサー【連星パルサー】

パルサー(高速で自転し、電磁パルスを発する中性子星)を含む連星。1974年、PSR1913+16という連星パルサーが発見され、自転周期公転周期の精密な観測により、一般相対性理論から予測される重力波を放出していることが間接的に確認された。この業績により、米国のジョセフ=テーラーラッセルハルスは1993年にノーベル物理学賞を受賞した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android